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サッカーの10番の資質
サッカーの10番の資質
サッカーの10番が欲しいですか?サッカーの10番になりたいですか?
多くの選手が目指して挫折するサッカーの10番。あなたはこの10番を背負う覚悟がありますか?

このサッカーの10番を取るのはサッカーにおける最高難易度でありサッカーの面白い部分なのです。ちなみに9も取るの難しかったりする。




サッカーと10番

なぜサッカーの10番が難しいのか?サッカーの10番は、すべての能力(心技体)、戦術理解、そして想像力。このすべてを兼ね備えているとサッカーの10番の称号がもらえます。
しかしながら、これら全てを手に入れるのは、ほぼ至難の業です。

なぜ至難の業かと言いますと元々、彼らは自ら考え想像しプレーに幅を作り出せるからなのです。

それには健康的な身体能力、それをこなすためのメンタルが必要になるためであり
生まれた時から10番の星にいる子でないと育成では難しいと感じられます。

兄弟であって同じ育成をしたとしても二人とも10番をつける兄弟は珍しい事でしょう。
それほど10番をつけるのは難しいのです。

トレセンに少ないサッカーの10の資質

サッカーのトレセンを見ていても、10の資質を持った選手はごくごく稀です。まだ数人しか見かけていません。


2~8番は多い育成のサッカー

現在の育成現場では、2~8番タイプは非常に多く、そして競争率がとても高いです。なぜなら、この背番号のサッカーができる選手は評価を得やすく評価されていることを実感できるからなのです。


あえてサッカーの10を目指す

サッカーの醍醐味は10番を目指すことと考えます。この要求レベルをクリアーができて10番の称号が手に入ります。しかしこの10番を目指すのは、本人の資質の部分が非常に大きなウェイトを占めます。

10番のサッカーの理解値は、すべてのポジションを説明できるくらい理解できることが必要です。


誰よりも練習するサッカーの10

サッカーの10は、 誰よりも練習してお手本となるべき選手です。
それは、彼らが心底サッカーが好きであり、サッカー小僧であるからなのです。


アジリティを持つサッカーの10

サッカーの10番のアジリティはもって生まれたもの。
 
アジリティのトレーニングを何度行っても、10番のもって生まれたアジリティには追いつけません。彼らのアジリティは、別格であり、そのスピードと判断力とアジリティは、相手にとっては脅威です。


攻撃の全権をもらうのがサッカーの10番

彼がボールを持てば、すべてが変わる。それがサッカーの10番であり、日本の10番、世界の10番なのです。久保建英を当サイトでも大きく評価している部分です。なぜなら彼は日本サッカーの育成年代でも別格の存在だったことは容易に想像できるからなのです。

彼の戦術理解度は高く、彼はどのポジションでも高いレベルでこなすことができるはずです。

ちなみに、当時コーチしていた方も久保建英は別格と言っていました。


ボランチが10をつける理由

近年のサッカーではボランチが10番をつける選手が多いのはご存じですか?あれは何故かと言いますと、ボランチは高い戦術理解度と技術が必要だからです。10番のボランチは、ほとんどのポジションをこなすことができます。


ただしボランチの10に足りないもの

サッカーのボランチの10番に足りないのは、自ら攻撃を仕掛ける想像力と技術なのです。ボールを奪われない技術が高いボランチですが、自分から仕掛ける技術が乏しいのもボランチの特徴です。10番ボランチによくみられる傾向です。


日本も世界もトップ下や攻撃が本来の10

この10のつけた方は昔も今も変わりません。攻撃の全権を担える選手がサッカーで10番であり、そのサポートが行えるのが8番です。 8番は10番よりも自分で仕掛けることが苦手だけど、10番に近いプレーができるのが8番なのです。本来の10番が存在する場合は、ボランチは6~8番をつけます。そのような真の10番がいない場合は、ボランチが10番をつける場合が多いのです。それがボランチが10番をつける理由です。


サッカーの楽しさを伝えるのは10の役目

全てを持ち合わせている10番がチームの顔であります。この10番を育てることがサッカーの醍醐味であるのです。サポーターは10番に特別な期待をしています。10番はサッカーの楽しさを多くの人に使える役目があります。そういった資質をもつ選手が沢山でてくることを期待しています。



ブラジルもサッカーの10番タイプが減る

トゥーロン国際大会のブラジル代表では10番タイプがいませんでした。近年のブラジルのサッカーもシステム化がされていて、粗削りな10番を置かない傾向にあるようです。ですから、面白みに欠けるサッカーをするようになっていて強さも感じられません。

強いサッカーを目指す時には、10番を置かない指導者も多いのです。

サッカーの10番

いかがでしたでしょうか?サッカーの10番を目指すのは、とても難しいのです。しかしサッカーの10番を目指すことは、サッカーの醍醐味であることは間違いありません。

しかしサッカーの10番は、メンタル、心技体、戦術理解など、すべての資質を兼ね備えないと厳しいです。これはエリートプログラムやアンダー日本代表でも少ない資質なのです。

そもそも10番を置かなくても強いサッカーを目指せるのもあります。